金属ナノ粒子固定化ビーズを利用した非標識バイオセンサの開発
研究責任者 |
床波 志保 大阪府立大学, 公私立大学の部局等, 講師
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 自己集合的に金属ナノ粒子を高密度固定したマイクロ樹脂ビーズを作製し、その光学特性を評価すると共に、ビーズの分光特性を利用した多検体一括検出を可能とするバイオチップの開発を最終目的としている。この目標を達成するため本研究実施期間内では、サイズ、形状の異なる金ナノ粒子、および異種合金ナノ粒子を作製しマイクロビーズ上に集積固定する技術を確立した。さらに、ナノ粒子を高密度固定したビーズから生じる強い散乱光を観察することに成功した。今後、生体関連物質を修飾した金属ナノ粒子固定化ビーズのバイオセンサへの実用的な展開を行うつもりである。
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