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民生用建築における低温排熱利用を目的とした小型吸着冷凍機の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮崎 隆彦  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では、低温排熱で駆動する吸着冷凍機の民生用建築への導入を実現するため、小型吸着冷凍機の開発を目指している。本システムは1つの吸着ベッドで間欠運転を行うため、システムの小型化が可能であるが、冷房効果の周期的変動が課題となる。そこで、室内の温度変動に吸着冷凍機の運転形態が与える影響を評価した。脱着‐予冷‐吸着‐予熱という吸着サイクルの各過程時間を最適化した結果、冷凍能力およびCOPの向上が見込めることがわかった。さらに、室温の変動を±1~2°C程度に抑えることが可能であることを動的なシミュレーションによって示し、今後の開発につながるシステムの設計指針を示すことができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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