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窒素ドープ多孔性カーボンブラックの量産法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 白石 壮志  群馬大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要電気二重層キャパシタ(EDLC)の欠点であるエネルギー密度を改善するためには、窒素ドープされた多孔性カーボンブラックが電極主材として有効である。本研究課題では、カルバミン酸アンモニウムを用いて、窒素ドープ多孔性カーボンブラックを乾式で安全に製造できる量産法の確立を目的とした。(1)1000 m2/gの比表面積を有し、かつ1%以上の窒素がドープされたカーボンブラックを実現する、(2)窒素ドープ多孔性カーボンブラックを用いたEDLCについて容量は20F/g以上、3.2V充電後の容量維持率は90%以上に改善する、の二点を目標と設定し、開発期間内に両者とも達成した。今後は、産業界との共同研究によって本手法を発展させ、窒素ドープ多孔性炭素の製造をスケールアップしたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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