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光機能材料の創出につながる有機ホウ素試薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村藤 俊宏  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2010
概要特異なπ分極能を有するアズレン骨格をポルフィリンなどの有用な機能性π電子系へ導入すると、従来には見られない光機能性が発現する。このような状況を踏まえ、申請者は光機能性の飛躍的な向上に寄与するアズレニル基を様々なπ電子系へ導入可能にするため、ホウ酸エステルのクロスカップリング反応に着目した。本研究では、1-アズレニルホウ酸エステルを簡便かつ高収率で合成するための方法論を開発し、クロスカップリング試薬としての有用性を明らかにした。研究開発は順調に進み、得られた成果については、特許出願を済ませている。技術移転を含め、カップリング試薬としての今後の展開が期待されている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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