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「タングステンブロンズナノ粒子」の形態制御・透明赤外線遮蔽材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐藤 次雄  東北大学, 多元物質科学研究所, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要近年、省資源や省エネルギー、快適空間創製等の観点から、可視光透明性に優れた赤外線遮蔽材料が求められている。本研究では、ITO(スズドープ酸化インジウム)を代替可能な安価で高性能な赤外線遮蔽材の開発を目標として、エタノールー酢酸混合水溶液を溶媒とするソルボサーマル反応等によりタングステンブロンズ型MxWO3(M:アルカリIa族、IIa族、希土類等の金属元素、0<x<1)ナノ粒子を合成し、生成物の光化学特性の評価を行った。ソルボサーマル反応により、直径15 nm、長さ40-50 nmの高分散MxWO3ナノ粒子(M=Cs, K, Na)の合成に成功し、ITOより優れた赤外線遮蔽能を示すことを実証できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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