1. 前のページに戻る

スフェロイドーコラーゲンゲル内3次元培養による歯胚形成技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小代田 宗一  秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師
研究期間 (年度) 2010
概要本研究は、エナメル芽前駆細胞と象牙芽前駆細胞の2種の細胞間に適切な相互作用を誘導できる新たな3次元培養法を開発し、歯再生のための歯胚を培養細胞から形成することを目的とした。申請者らが独自に樹立したエナメル芽前駆細胞と象牙芽前駆細胞を用いて、組織中の密度に近いと考えられるスフェロイド培養法およびコラーゲンゲルを用いた共培養系を検討した結果、培養組織に著しい石灰化を引き起こすことに成功した。上皮および間葉由来の細胞株の共培養で細胞間相互作用が促進され石灰化が誘起されたメカニズムを明らかにすれば、再生歯胚を培養系で作製し、再生歯胚移植医療を実現させる技術の確立に寄与できると考えられる。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst