1. 前のページに戻る

細胞移植療法に向けた安全な細胞トラッキング技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 國安 明彦  熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要MRI装置を活用した細胞治療の効果判定に有用と期待される「安全かつ長期的な細胞トラッキング法」の開発を目的とし、13C標識アミノ酸または核酸による細胞の直接標識を行い、細胞移植マウスの13C撮像を小動物用7テスラMRI装置により行った。その結果、ケミカルシフトイメージング法により13Cスペクトルの検出と、移植細胞塊の画像化に成功した。画像取得に14時間の測定を要したものの、2次元像とはいえ13C撮像ができた意義は大きいと考える。 実用化にはさらなる標識手法と測定パラメータの最適化が必要であるが、本成果は、放射線被曝が全くない、安全な細胞トラッキング実現の第一歩といえる。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst