液体炭酸ガス/メタノール混合溶媒中の炭酸ガスの電気化学的還元
研究責任者 |
金子 聡 三重大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 大気中CO2を分離回収するために、これまでに数多くの分離プロセスが開発されているが、物理吸収法は吸収液を繰り返し使用することが可能であるため、幅広く用いられてきている。特に、メタノールを物理吸収液として用いるRectisolプロセス法は有望な手法の一つである。従来は、このメタノール溶媒にCO2の溶け込ます方式で電気化学的還元を行ってきたため、CO2の物質輸送に限界があった。したがって、液体炭酸ガス/メタノール混合溶媒系で電解還元を行うことにより電流密度を高め、CO2の電気化学的還元反応を進行させることができた。
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