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活性酸素生成エリシターを活用した植物免疫誘導剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 川北 一人  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要本技術は、植物病原菌由来の活性酸素生成エリシターの構造決定、免疫誘導能の検証等により、植物の新規免疫誘導剤を開発することに関するものである。ジャガイモ疫病菌を原材料として活性物質の分離精製を進め、その構造をほぼ決定した。活性物質は、複数の植物種(ジャガイモ、タバコ、シロイヌナズナ)に対して活性酸素生成活性および抵抗反応誘導活性(過敏感細胞死誘導能)を示すという結果を得た。今後はこれまでに得られた複数の活性物質について、植物病原菌の感染に対する免疫誘導能を協調的効果も含めて検証することにより、免疫誘導剤としての有用性を明らかにする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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