唾液を検体とする高血圧診断用抗体マイクロアレイの開発
研究責任者 |
石川 康子 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部(歯学系), 准教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | 血圧は健康診断や病気診断に必ず用いられる指標である。しかし、既存の加圧式血圧計は測定時の心理状態や測定直前の運動量、測定時の体位移動等の一過性の影響を受けやすく、真の血圧を測定することが難しい。そこで、新たな血圧を測定できる検査法が必要である。高血圧を示す人のうち80%が本態性高血圧であり、残りがホルモン異常などによって生じる二次性高血圧である。本態性高血圧のうち約半数は食塩の過剰摂取が原因であるとされている。従って、日本人の40%は食塩感受性高血圧症であり、減塩のみで血圧が低下するとされている。そこで、高血圧や摂取食塩量の増加により変動する唾液中のナトリウムチャネル・ENaCをはじめ種々のイオンチャネル量を測定して血圧を知る新規高血圧診断用抗体マイクロアレイ法を検討した。
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