生産理論と熟練ノウハウの融合による生産知識の体系化とその活用
研究責任者 |
北村 章 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | 本事業では、鳥取大学とモデル企業が連携し、電子基板の生産に関わる理論と計測機器に関わる企業内の多様な文章にマイニングやルート探索技術を応用して得られた生産知識を複数のオントロジーとして体系化した。生産理論による知識として、CAEシミュレーションと品質光学による解析結果を導出した。採取した情報やデータは、体系化した複数オントロジーとともに知的ものづくりのプラットフォーム(SKIP)として統合化した。モデル企業においてSKIPを用いた生産知識の探索実験を行い、事例によって効率的探索の有用性を検証した。定量的な有効性の検証には至らなかったが、全体の目標は達成した。今後は、生産知識の体系化と共有化をサービスとして提供するプラットフォーム(PaaS-SKIP)を開発し、その事業化を提案して行く。
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