組織傷害の原因となる活性化細胞をMRIで可視化する技術
研究責任者 |
小野 健治 名古屋大学, 環境医学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | iNOSプロモーター制御下においてFerritin-蛍光タンパク質を発現できる細胞を作製し、LPS刺激によって活性化した遺伝子導入細胞をMRIで検出できるか検討を行った。株化細胞や初代培養に遺伝子導入を行いLPSで刺激した。iNOSが誘導されることに伴いFerritin-蛍光タンパク質の発現増大が確認された。また、in vitro、in vivoともにMRIのT2強調画像においてFerritinと鉄の結合による陰性造影効果が確認できた。今後、パーキンソン病などの中枢変性疾患や急性炎症のモデル動物を用いて、活性化する細胞のイメージングを行っていく予定である。
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