研究責任者 |
高橋 勇一 群馬県立産業技術センター, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究では、現有のX線CTスキャン装置からのCTデータを計測に利用する上で特に問題となりうる1試料の不均一性に起因するノイズ、2等値面の設定方法、3装置のメカ的な問題から生じる位置決めの精度について検討を行った。1については、専用ステージにより著しい板厚の変化が生じないような配置方法を検討した。2については専用校正治具により校正治具のCTデータ上の寸法が既知の寸法になるよう輝度閾値を定めた。3については接触式3次元測定機からの最小限の校正データによりスケーリングを行うことにより、プレス加工に対して現状最大5%程度と見積もられる寸法誤差を~1%に軽減することが出来た。
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