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メソイオン液体の開発と高性能バッテリー電解液への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 平下 恒久  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要イオン液体は電気をよく通す。しかし、電池の起電力を作り出す目的イオンとともにイオン液体を構成するイオン自体も電位勾配にそって移動するため、目的イオンの伝導度が必ずしも高いわけではない。一方メソイオン液体は、分極による安定化によって分子内塩となっているため、極性の高い液体でありかつ、目的イオンの効果的な移動が期待できる。今回、テトラゾリウム系メソイオンにパーフルオロアルキル側鎖を導入する手法について研究した。3位窒素上にこれまでにない多様なアルキル基をもつメソイオンのワンポット合成方法の開発に成功し、本方法を利用することでフロオラス基を有するメソイオンを合成した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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