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減色混合による「色指示物質センサー」のユニバーサルデザイン化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 足立 榮希  東北大学, 電気通信研究所, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要色による目視センシングにおいて1&2型色覚者が識別容易になるような発色設計を行うためには、現状のセンシング色に加色し発色を制御することが1つの方法である(減色混合)。例えば、イムノクロマト法の金コロイドによる赤系指示色は青系指示色との減色混合によりユニバーサルデザイン化が可能であろう。そこで、大きさによって様々な発色が可能であるが形状不安定な平板状銀ナノ粒子を顔料として利用するため、銀ナノ粒子安定化技術を開発した。これまで、塩素イオン存在下数分で変色していたが、90分以上安定に保つことが可能となった。これにより様々な発色が可能な平板状銀ナノ粒子を、減色混合のための顔料として利用する道筋をつけた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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