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イオン液体を分散媒質に用いた高機能ナノ粒子生成の最適化と特性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中嶋 隆  京都大学, エネルギー理工学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本課題では、イオン液体中に置いた貴金属試料をレーザーアブレーションすることにより、乾かないイオン液体で守られた高機能ナノ粒子を生成するための最適条件を見いだすことを目的とした。研究開始時に解決すべき問題と考えていたのは、生成した金ナノ粒子が劣化(凝集)する原因を突き止め、その解決策を講じることであった。調査の結果、レーザーアブレーションによるイオン液体の劣化(カチオンやアニオンの解離)の有無を調べる必要があるという考えに至った。質量分析器を使って調べたところ、親カチオンや親アニオンのままの分子イオンも多数存在するが、これらが解離した分子イオンもかなり存在することがわかった。質量スペクトルは照射レーザー波長やパワーによっても異なるが、劣化がなさそうな照射条件を見つけることができなかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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