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NCAM由来ペプチド製剤による心不全治療法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 尾野 亘  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師
研究期間 (年度) 2010
概要NCAMの結合をになう部位の合成ペプチド(GRILARGEINFK)がラット初代培養心筋細胞において、NCAMのシグナルを増強させ、保護的に働くことが明らかとなった。Aktドミナントネガティブ体の過剰発現系を作成し、この効果がAktのシグナルを介するものであることを確認した。動物モデル(マウス心筋梗塞による心不全モデル)への投与効果の検討をおこなっている 。循環器内科の外来および入院患者においてsNCAMの測定を行い、心不全のバイオマーカーとして使えるかどうかについて、症例数を増加させて検討している。またヒトの拡張型心筋症症例において生検サンプルについてNCAMの染色を行い、病態との関連について検討中である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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