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車載用NOxセンサの検知極材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 上田 太郎  (財)ファインセラミックスセンター, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2010
概要排ガス中に存在するO2と比較して十分大きなNO2応答を示す電流検出型ジルコニアセンサ用電極材料の開発を目標とした。ペロブスカイト型酸化物La1-xSrxMO3(M=Co, Mn, x=0, 0.2, 0.4, 0.6)の合成を行い、これらを検知極としたセンサの応答特性を評価・検討した。その結果、Mn系の場合に比較的良好なNO2応答を示し、LaサイトのSr置換によってNO2に対する電流応答値が増大することが分かった。SN比はLaMnO3の場合に従来の約2倍の値を得ることができた。今後は、酸素空孔へのガス吸着特性、電極作製方法の検討を行い、高NO2応答と低O2応答性を両立可能なセンサ作製手法を開発したい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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