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粘膜免疫誘導能を有する多機能性ウイルスベクター産生系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 河野 光雄  三重大学, 医学系研究科, 講師
研究期間 (年度) 2010
概要本研究の最大の目標である研究室スペックhPIV2ベクターからM遺伝子をすべて除去した医薬品スペック非増殖型hPIV2ベクター(hPIV2ΔM)への改変に成功した。このhPIV2ΔMベクターにEGFP遺伝子を搭載した遺伝子組換えウイルスベクターを作製し、in vitroならびにin vivoでの発現を確認した。しかしながら、コドンを最適化した抗原遺伝子を搭載したhPIV2ΔMベクターおよび高タイターのウイルス産生能をもつパッケージング細胞は期間内に得られなかった。一方、最適化をしていない抗原を搭載したhPIV2ΔMベクターは作製できた。このベクターのマウス経鼻投与により抗原に対する高い抗体価が認められた。今後も細胞株のスクリーニングを続け実用化に向けたベクター産生向上をめざす。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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