伝統技法『絞りの絵付け・型彫り』工程の電子化システムの開発
研究責任者 |
福田 ゆか 愛知県産業技術研究所, 尾張繊維技術センター, 主任
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 目標であった【手描きの絞りの柄(元絵)の電子化】【元絵に対し3種類の絞り技法の自動割り付けを行うソフトウェアの開発】【カッティングプッロッタを用いた「型彫」工程のシステムの開発】【試作品の作製】について実施した。現在手描きで行っている絞りの図柄入力から型紙出力までの工程の代替として、『「絵付け・型彫り」工程の電子化システムを開発する』という目標を概ね達成できた。 開発したシステムは『絞りの絵付け・型彫り』工程の代替として使用可能であり、操作性などの改良を行うことで技術移転による実用化が可能であると考えられる。 開発したシステムは主に PC で作業するため『工程・技術』の保存が可能となり、型紙作成までの『作業時間・コスト』共に大幅な削減が期待できる。
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