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環境にやさしい野菜の炭酸水農法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西村 安代  高知大学, 農学部門, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要炭酸ガスを溶解させた炭酸水農法を確立させるため、栽培試験を行った。キュウリおよびトマト栽培で増収効果が認められた。トマト栽培で炭酸水と硫酸によるpH調整の影響を比較した結果、硫酸区では減収となったが、一方、炭酸水では増収したため、炭酸ガスが根から吸収され、光合成が活性化されたことが示唆された。チンゲンサイのNFT栽培では、明確な増収効果は認められなかった。循環により、pHが短時間で元に戻り、また無処理でもpHが低かった時期があったことが原因と考えられた。循環式養液栽培においては、処理方法について再検討する必要がある。かけ流し栽培では増収効果が認められ、環境に配慮した新たな炭酸ガス施与法として有効である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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