近赤外光を利用した貯蔵芋品質の非破壊計測技術の開発
研究責任者 |
陳 介余 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2011
|
概要 | 貯蔵芋類などの原料・素材を用いた加熱加工・製造時に、芋中のアスパラギンと還元糖成分が加熱によりメイラード反応して発がん性のアクリルアミドが生成される。従って、還元糖などの高い芋を用いないために、現在では抜き取り検査による化学分析により判定しているが、煩雑な前処理と分析時間が長いという欠点がある。本研究では、迅速分析が可能である近赤外分光法を提案し、貯蔵ジャガイモの還元糖成分とアスパラギン等のアミノ酸成分の同時計測技術を開発し、オンラインで迅速に全数検査できるシステムの開発の足掛かりをつかむ。
|