研究責任者 |
松田 豪彦 鹿児島県工業技術センター, 未登録, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究では、マグネシウム合金の棒状材料を用いた効率の良いヘッディング加工を行うことを目的に、新しい試作金型を開発した。マグネシウム合金の加工は室温では難しく加熱が不可欠であるが、同金型は加熱された下型から棒状材料への伝熱を利用することで、1回の金型移動で最大6本の棒状材料をヘッディング加工することを可能にした。また、上型部分は一度に複数の材料を装填することができ、下型部分は加工後に残っている成形品を容易に型外しできる。初期の目標どおり6本同時のヘッディング加工であっても加工前後の一連の工程も容易にすることができた。今後は、同金型のノウハウを企業の生産現場に展開していく。
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