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電磁石駆動球面モータの回転子の姿勢計測に基づく回転制御手法

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 五福 明夫  岡山大学, 自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要研究代表者らが開発した球面モータの実用性を高めるために、鉄球殻に永久磁石を配置した回転子を持つ14~12球面モータを試作し最大回転トルクの向上を図.また、回転子の姿勢をリアルタイムで計測して固定子に配置された電磁石の励磁制御を適切に行う手法を研究し、励磁制御システムの開発を行った.研究開発成果としては、32個の永久磁石を外側がN極となるように配置した回転子に対して、61個の小型のホールセンサを配置して磁界のパターンを計測する姿勢計測センサシステムを開発した.姿勢計測性能を評価したところ、計測速度は20mSで計測誤差は最大15°であった.そして、この計測結果から回転子の姿勢を推定し、電磁石の適切な励磁を行う手法を研究開発し、回転子の任意の初期姿勢からの全方位回転や、励磁制御に回転子が追随しない脱調状態から復帰できることを確認した.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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