遺伝的ネットワークプログラミングに基づくデータ分類法とそのネットワークセキュリティシステムへの応用
研究責任者 |
間普 真吾 早稲田大学, 情報生産システム研究科・センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | インターネットにおけるセキュリティ確保のために侵入検知システムが存在するが、日々新しい脅威が発生するインターネットでは、既知の不正アクセスの検知に加え、未知の不正アクセスを検知するシステムが必要である。本研究では、遺伝的ネットワークプログラミング(GNP)と呼ばれる進化論的計算手法に基づくデータマイニング手法をベースにして新しいデータ分類法を提案した。この分類法を侵入検知システムへ応用し、新たなアクセスデータを正常アクセス、既知の不正アクセス、未知の不正アクセスの3クラスへ分類できるシステムを開発した。今後は、インターネットの不正アクセス検知に加え、自動車の故障検知などへの展開も予定している。
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