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硬質窒化ホウ素膜の表面機能制御と生体親和性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 堤井 君元  九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要生体材料の性能を高めるためには、硬度、化学的安定性、生体親和性が高い物質をその表面にコーティングする必要がある。窒化ホウ素膜は硬度と化学的安定性が高く、炭素との親和性が高いという潜在的な利点を有している。本研究課題では、プラズマ蒸着法によって基板上に形成した窒化ホウ素膜のぬれ性の向上と、生体親和性の検証を目的とした。膜表面をプラズマ加工処理することによって、ぬれ性は著しく向上した。その後細胞培養試験を実施したところ、優れた生体親和性が確認された。今後はぬれ性向上の原因究明と、さまざまな生体物質に対する親和性の評価を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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