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遺伝子工学の手法を用いた葉緑体光電池の創出

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 裕一郎  岡山大学, 自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要葉緑体チラコイド膜に存在する光エネルギー変換装置である光化学系複合体に、電極素材に親和性のあるタグペプチドを遺伝子工学の手法により融合し、それを電極素材に結合させた葉緑体光電池の創出を目標とした。形質転換系が確立している緑藻クラミドモナスの葉緑体チラコイド膜を可溶化し、ショ糖もしくはグリセロール密度勾配超遠心法により、高い活性をもつ光化学系複合体を迅速かつ高い純度で精製する方法を開発した。さらに、電極素材に親和性のある6アミノ酸のタグペプチドをスクリーニングするT7ファージ・ランダムペプチド・ライブラリーを構築した。このライブラリーを用いたバイオパニングにより金板に親和性をもつタグペプチドを50クローン単離した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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