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海洋深層水を活用したサツキマス養殖技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮本 敦史  三重県水産研究所, 水産研究所(尾鷲水産研究室), 研究員
研究期間 (年度) 2010
概要海洋深層水を活用したサツキマス養殖技術を開発するため、飼育試験を行った。養鱒場で継代飼育されたスモルト系アマゴ516尾を1月上旬に海水馴致させ、生残した391尾(平均体重約86g)を5トン水槽4槽に分養し、海洋深層水を飼育水に用いて異なる給餌方法および飼料で飼育試験を開始した。飼育45日後の平均体重は93.8~101.9g、種苗導入時からの生残率は41.9%、分養後の生残率は48.0~60.2%であった。いずれの給餌方法および飼料も成長、生残率ともに期待された数値より低く、サツキマス養殖の実現には導入する種苗の選定方法や海水馴致後の飼育水管理等に配慮し、成長や生残率を向上させる必要があると考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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