ヒアルロニダーゼ阻害活性を指標としたアンチエイジング化粧品の開発
研究責任者 |
掛川 寿夫 香川大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究の目標は、ILG(イソリクイリチゲニン)配合化粧品の実用化である。ILG配合化粧品は、組織中のヒアルロン酸の代謝分解を抑制し、エイジングやアトピー性アレルギー等による皮膚障害を防御する新しいコンセプトのアンチエイジング対策化粧品である。本研究で製作されたILG配合化粧品には、強力なヒアルロニダーゼ抑制作用、抗酸化作用及びフリーラジカル消去作用のあることが確認された。また、ILG配合化粧品中には、抗原抗体反応による肥満細胞からのヒスタミン遊離を十分に抑制できる濃度のILGが配合されている。本研究により、アトピーや敏感肌にも効果が期待できる新しいアンチエイジング対策ILG配合化粧品を実用化することに成功した。
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