オゾンマイクロバブルを利用したスーパー繊維の表面改質処理の開発
研究責任者 |
小林 孝行 愛知県産業技術研究所, 三河繊維技術センター, 技師
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | スーパー繊維は航空産業を始め、産業資材用途の FRP 用繊維やネットとして用いられている。優れた強度や耐薬品性を有している一方で、FRP 用繊維素材として樹脂との密着性や、販路拡大のため染色性の改善が望まれている。本研究課題は、この解決法として当センターで培われた低環境負荷型処理技術を活用・発展させ、簡易で、低コスト、低環境負荷の新規な表面処理方法の開発を目指した。その結果、染色性においては一部の繊維と染料の組み合わせで濃色化が見られた。また、密着性についても一部の繊維と樹脂の組み合わせで引張強度の向上が確かめられた。
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