経口摂取によって個体レベルで老化を抑制する食品の開発
研究責任者 |
佐藤 健司 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 従来抗酸化等の試験にも基づき多くの食品にアンチエージング効果が期待されている。しかし、これらの成分の摂取によって個体レベルでの効果が認められた例はほとんどない。本研究では個体レベレでのアンチエージング効果を持つ食品の探索とその活性成分の同定を目的とした。老化促進マウスを用いた行動解析により経口摂取で老化を抑制する食品を見いだす事に成功した。さらにこの食品の水抽出物はショウジョウバエの寿命を有意に延長した。この抽出画分を分画したところ特定の画分にショウジョウバエの寿命延長効果が認められ、200倍以上の活性成分の濃縮に成功した。今後は、活性成分の同定を行い、最終的にはヒトで効果を確認する。
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