研究責任者 |
梅津 信二郎 東海大学, 工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 効率の高い色素増感型太陽電池の開発を目指して、申請者らが独自に開発したPELID法を用いてチタニアのパターニングを行い、色素増感型太陽電池の試作を行った。効率目標を5%に設定したが、最適なチタニア層の厚みを効率よく探索できたので、7.5%の効率を達成した。また、チタニア層の表面に位置する粒径のみを大きくすることによる効率の上昇(光閉じ込め効果)を検証した。今後は、光閉じ込め効果の最適な条件を特定してパターニングを行うことで、さらなる高効率化を目指す。また、より高速で、大面積にプリントする手法の確立を目指す。
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