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DNAマーカーを用いた病害抵抗性個体判別技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡崎 桂一  新潟大学, 自然科学系, 教授
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要キャベツなどの生産現場で問題となっている根こぶ病および萎黄病に対して抵抗性を示す個体を選抜するDNAマーカーを開発した。このDNAマーカーを使うと煩雑な病害接種検定をせずとも、DNA検査で植物体が病害抵抗性遺伝子を持つかどうか判定できるほか、複数ある病害抵抗性遺伝子を従来法に比べ極めて効率よく1品種へ集積できる。萎黄病には、1遺伝子(Foc-Bo1)、根こぶ病においてはPb-Anju1~4 、Pb-GC1の5つの遺伝子のDNAマーカーを開発した。これらの遺伝子を保持する個体は日本各地から収集したいろいろなレースに対して強抵抗性を示した。本研究で開発した抵抗性遺伝子のDNA検定法は、抵抗性品種開発の非常に有効な手法である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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