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有機1次元フォトニック結晶を用いた高感度テラヘルツ測定システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鶴町 徳昭  香川大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では最終的にはTHz域の1次元フォトニック結晶と可視域の1次元フォトニック結晶を組み合わせた新規の二重共鳴構造によりTHz波の発生および検出を増強した測定システムを構築することが目標である。具体的には(1)THz帯1次元フォトニック結晶における100倍以上の増強効果の達成(2)ポールドポリマーを含む可視域1次元フォトニック結晶の作製とTHz発生確認を掲げた。(1)に関しては発生で12倍、検出で4倍強と全体で50倍程度の増強が得られている。また測定分解能を上げればさらに大きな増強が得られていると考えられる。(2)に関してはまだ達成していないが、ポールドポリマーの作製にはほぼ成功しており、今後もTHz発生実験と1次元フォトニック結晶サンプル作製の研究を継続する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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