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機能性フラーレンをコンポジットした高分子膜の電気物性とこの特性を利用したグラム陰性菌検出センサへの応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 礒田 隆聡  北九州市立大学, 公私立大学の部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要フラーレンをコンポジットした高分子膜を感応部とするセンサ表面に、グラム陰性菌表面のLPS(リポポリ多糖)を認識するレセプター分子を集積させるため、フラーレン分子表面にLPSレセプター分子を結合するための「アタッチメント分子」を取り付けた新規材料開発を試みた。フラーレン分子表面に水酸基を導入し、その水酸基にシランカップリング反応でアミノアルキル基を導入した。アミン反応性の蛍光標識化剤と反応させたところ、350nmのUV励起によって蛍光発光が認められ、フラーレン分子表面にアミノアルキル基が効率よく導入されていることを確認した。本研究ではアタッチメント分子を取り付けたフラーレン分子の開発に成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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