フラストレーション効果を活用した次世代セラミック誘電体の開発
研究責任者 |
花咲 徳亮 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | コンデンサーは電子機器に不可欠な部品である。近年の電子機器のモバイル化によって、素子の更なる小型化、優れた高周波特性等の過酷な条件が求められている。本研究では、物質に内在しているフラストレーション効果を活用して、高速応答性、高効率性を有する次世代のコンデンサー材料を開発することを目的としている。22年度の研究では、試料合成を繰り返し、良質の結晶を安定して作成できる条件を精査した。その結果、原料の調整が合成雰囲気に大きな影響を与えていることが分かった。また、合成物の価数を分光学的に精密に評価したが、当初の予想どおりの価数を有する事を実証した。
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