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ワイヤー工具式ふれまわり放電複合研削による極小径穴加工技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 太田 稔  京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究の目標は、ワイヤー工具電極によって、サブmmサイズ(φ1mm以下)の極小径穴裏面取りを実現することである。そこでまず、高速スピンドルと放電加工電源を搭載した「ワイヤー工具式ふれまわり放電加工装置」を開発した。次に、クロム鋼(SCr420)に直径φ1mmの小径ドリル穴を加工した工作物に対して、直径φ0.5mmのタングステン製ワイヤー工具電極、およびメーカーの協力のもとに製作したダイヤモンド砥粒固着ワイヤー工具電極を用いてバリ取り実験を行い、加工特性を検討した。最終的に、加工時間約10秒でバリを除去できることを確認した。今後は、残された課題である、裏面取りを集中的に行うことができる工具電極形状および多数穴を連続的に加工できる連続加工装置の開発に取り組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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