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アロマターゼ阻害剤を用いて作出した性転換雄アユの実用性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 桑田 知宣  岐阜県河川環境研究所, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2010
概要新たに開発した性転換技術を全雌アユ生産に応用するために、新技術で作出した性転換雄アユとその次世代の特性を調査した結果、この性転換雄アユからは通常雄と同じように機能的な精液が得られること、その精液を受精させた卵は通常卵と同様に発生し全て雌になること、その全雌アユからは性転換雄作出時に用いたアロマターゼ阻害剤が検出されないことを確認した。従来法では、全雌アユ種苗の生産時に専門技術を必要とする精巣培養が不可欠であったが、本事業成果により、新技術を活用すれば、精巣培養を行わなくても通常魚の人工授精と同じ方法で全雌アユ種苗を生産できること、生産された全雌アユは食品として安全であることが実証された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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