短期間で確実な高品質タンパク質生産を可能にする遺伝子増幅系の開発
研究責任者 |
渡邊 孝明 基礎生物学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 助教
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | 診断薬・バイオ医薬の研究開発に求められるタンパク質を短期間で生産する可能性を見出すため、増幅期間を大幅に短縮しながら従来と同等以上の生産力をもつ増幅系の確立を目指した。予定した増幅誘導とその評価には至らなかったが、安定した高い生産性が期待できるシステム、効率の良い増幅の選択・モニタリングが可能なシステムを構築し、目標に向けて異なるアプローチを提供するユニークなシステムの構築にも成功した。今後は企業に共同研究を提案し、高品質が要求されるタンパク質をシンプルな手順で迅速に調整できるシステムとして開発したい。
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