研究責任者 |
牛田 晃臣 新潟大学, 学内共同利用施設等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究では、ナノバブルを用いた洗濯洗浄法を開発し、洗濯洗浄における洗浄液にナノバブルを混合することによって、洗浄率にどのような効果が表れるかを検証した。その結果、従来の報告で旋回流よりも高い洗浄率を得ることに成功している交番流式洗浄機において、ナノバブル水の洗浄率は水のみの場合よりも5%程度高くなった。また、陰イオン系の界面活性剤の洗浄液と混合させることで約7%向上した。すなわち、ナノバブル混合により高い洗浄率を得ることに成功し、環境負荷の少ない洗浄手法を開発することができた。今後は、本結果を一般の洗濯機に応用し、一般の洗浄機における洗浄率を検証していく。
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