1. 前のページに戻る

環境技術診断に利用する低コスト・簡易型脱窒細菌計測技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山田 剛史  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2010
概要排水処理現場などにおいて、複合微生物群集中の脱窒細菌を簡易的・安価に計測するために、硝酸呼吸活性を評価可能な新規CTC (5-cyano-2,3-ditolyl-2-tetrazolium chloride)法を検出原理とする計測技術の開発を試みた。本研究では、脱窒細菌計測に用いるCTC濃度、測定時間、硝酸呼吸阻害剤の種類や濃度の検討を行った。検討したCTC反応条件および脱窒条件下において、1時間程度の反応 (測定) 時間で、数種の脱窒細菌からCTCフォルマザンの蛍光を得ることに成功した。今後、本研究で開発した手法が、排水処理系などの複合微生物群集中の脱窒細菌に適用可能かを評価する必要がある。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst