マイクロ波照射による強制分散からのナノ粒子凝集測定技術の開発
研究責任者 |
朝熊 裕介 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 医薬品、化粧品や電子材料としてナノ粒子を使いこなすためには分散技術が不可欠であり、多くの複合材料の製造プロセスにおいて、微粒子を均一相に分散することは大きな課題である。一方、粒子径がシングルナノに近づくとサブミクロン以上の粒子とは異なる粒子表面特性、相互作用が発現し、凝集分散特性に特異挙動が現われる。近年、マイクロ波(MW)が注目されているが、そのマイクロ波照射炉内部の観察が困難であることからその分散・凝集メカニズムはわかっていない。一方、ナノ粒子の有望な観察法としてはレーザー光による測定法である動的光散乱法(DLS: Dynamic Light Scattering) をマイクロ波照射装置に導入し、マイクロ波照射中でのナノ粒子の挙動が観察可能となった。
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