研究責任者 |
宮竹 史仁 帯広畜産大学, 畜産学部, 講師
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 本課題は家畜ふんの堆肥製造過程で使用される電力使用量を低減させるとともに一酸化二窒素(N2O)やメタン(CH4)といった温室効果ガスの排出を抑制させるための技術を実証レベルで開発することである。そこで本研究では、以前から当研究室で開発してきた温室効果ガス抑制技術(通気量自動制御システム)を実証用に改良ならびにその制御設定方法を開発し、約40m3の実規模堆肥舎にて消費電力量および温室効果ガス排出の削減効果を検証した。その結果、堆肥製造中に消費電力量を大幅に削減され、N2O、CH4の温室効果ガスの排出にも抑制効果が確認された。今後は、実証規模の堆肥舎にて実用化試験を重ねて、製品化を図る予定である。
|