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ゲート型吸着材の高性能二酸化炭素吸着ヒートポンプへの応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 加納 博文  千葉大学, 理学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要効率的な吸着ヒートポンプの開発と地球温暖化防止に貢献するために最も重要な課題となる、良好な二酸化炭素吸着材を調製し、その基礎的性質を評価した。、異なる種類のゲート型吸着材は既存の調製法によって合成した。既存の吸着ライン装置を用い、熱量計に試料を組み込み、吸着熱および脱着熱の評価を行った。本研究を進めることで、ゲート型吸着材のCO2吸着・脱着等温線を取りながら、微分吸着熱および微分脱着熱の同時測定を可能とした。このデータから二酸化炭素分子あたりの熱の出入りと、吸着材あたりの熱の出入りを評価できた。また、単位時間当たりの吸着熱(すなわちパワー)を見積もり、吸着ヒートポンプとするための技術的な基礎データとした。このように二酸化炭素吸着ヒートポンプとしての効率を考える上で、重要な基礎データを得た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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