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ナノファイバー/層状組織で強化された高導電性Cu-Zr合金の溶解凝固・加工プロセス技術の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木村 久道  東北大学, 金属材料研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要長尺な線材を作製するための溶解凝固・加工プロセス技術の開発を行い、直径12mmのCu-Zr二元合金鋳造材200gの表面を0.5mm切削加工後、伸線加工することによって、直径100μmで1.0kmの線材を作製することが出来た。この引張強度と導電率(%IACS)は、それぞれ700MPa、83%IACSあり、目標としたCu-Be合金(商用のCu-Ni-Be合金(C17510)など)のそれらを上回っていた。これらは、本研究の目的をほぼ達成したことを示している。今回、長尺の高強度・高導電性Cu-Zr合金線材が開発出来たことで、小型内視鏡や超音波診断装置用の細線同軸ケーブル、超小型高トルクのステッピングモーター用磁石線材などへ応用が可能となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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