総入れ歯安定を得るための新しい歯科用インプラントの探索
研究責任者 |
呉本 晃一 大阪歯科大学, 歯学部, 助教
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 海外で提唱されているインプラントと総入れ歯を組み合わせた新しい治療法(ImFD)の導入には専用インプラントを必要とするが、国内では未だ専用のインプラントは開発・販売はされていない。本研究の目的は、日本においてこのImFD治療を簡便に導入するための専用インプラント(MI)を開発することにある。本課題の結果、従来型のMIにマイクロスレッド形状を付与することで、機械的強度・インプラント埋入時の初期固定の向上、側方負荷下でのMIの高い安全性について明らかにした。今後、生体力学的なin vivoの研究を引き続き行うことで、ImFD に適したMIのさらなる開発および最適化を行う。
|