物理的な手がかりにより入力性能向上をはかるタッチスクリーンキーボードの開発
研究責任者 |
郷 健太郎 山梨大学, 医学工学総合研究部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題では、タッチスクリーン用ソフトウェアキーボードに物理的な手がかりを与えることで、文字入力に関するユーザビリティ向上を目指し研究を行った。物理手がかりとして、凸手がかりと凹手がかりを提案した。これの提案手法について試作を行い、ユーザによる文字入力速度と誤り率を計測した。さらにユーザによる主観評価を行った。現在の試作では、手がかりのないソフトウェアキーボードによる作業と比べて、文字入力速度と誤り率に有意差はみられなかったが、主観評価からは物理的手がかりの有用性が示唆される結果が得られた。以上の結果をもとに、新たにコンビネーション手がかりの提案を行った。
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