乗物運転手の眠気予兆検知システム実用化に関する研究
研究責任者 |
平田 豊 中部大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究は居眠り運転を防止するために、運転手の眠気の「予兆」を検出する技術に関するものである。従来の居眠り運転防止装置は、何らかの生体信号から「居眠り」を検出する方式がほとんどであった。そのため、眠りかけた状態で注意を喚起されても、回避動作が一瞬遅れ事故に到るという問題があった。そこで、ヒトが眠気を自覚する前から変化し始める『眼』の動作があることに着目し、その動作を検出する技術を開発した。本研究では、この技術を実用化するために、運転手への装着が不要な、非接触型の眼球運動計測システムを開発する。
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