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医療用内視鏡に搭載可能な超小型3自由度球面モータの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 上野 敏幸  金沢大学, 電子情報学系, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要鉄ガリウム合金は、近年、米国海軍研究所で開発された延性で機械加工が可能な磁歪材料である。申請者は、この材料の特徴を有効に生かした3自由度球面モータを開発した。モータは、従来にはないシンプルで小型、低電圧駆動を特徴とする実用的なもので、鉄ガリウム合金のU字コアの伸縮(X,Y)と屈曲変形(Z)をトルクとして利用することで球ロータの3軸回転を実現させた。本モータは産業・医療用、災害現場で使用される内視鏡の先端CCDカメラの姿勢制御や、マイクロロボットの関節駆動等に利用され、低侵襲医療、配管検査、災害現場の人命探査作業等の技術の向上に大きく寄与することが期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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