研究責任者 |
杉本 秀樹 愛媛大学, 農学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 食の安全の確保や自然環境の保全を目指した有機農法への取り組みが各地で行われている。しかしながら、従来の農法に較べて手間がかかる上に収量が少ないことなどからなかなか広がらないのが実情である。そこで、申請者は水稲有機栽培において最大の障壁となっている除草作業の省力化を図るため、肥料効果と雑草抑制効果を併せ持つ脱塩・乾燥クラゲ (クラゲを脱塩・乾燥して作った細片) を活用した新しい栽培技術の開発を目指すものである。クラゲは、近年日本近海で大量発生し水産業に甚大な被害を与えており、その有効活用法の確立は新しい産業の創出につながると考える。
|